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地域デザイン事業

津軽「もみ殻」×県南「畜産」による「耕畜連携プロジェクト」~「もみ殻の敷料利用に係る実演会」開催~

青森県では、稲作が盛んな津軽地域で未利用となっている「もみ殻」を、畜産の盛んな県南地域の畜産事業者が有効活用する「耕畜連携」の定着に向け、より効率的なもみ殻の梱包技術や運搬手法に関する実証事業に取り組んでいます。

その実証の一環として、11月17日(金)、六ヶ所村酪農振興センターにおいて、「もみ殻の敷料利用に係る実演会」(主催:青森県農林水産部畜産課)が開催されました。実演会では、自治体や農協、畜産関係者など約40名が見守る中、既に搬入された①バラ(そのまま)、②フレコンバッグ詰、③圧縮ブロックの3パターンのもみ殻が牛舎へ散布され、作業効率の検証や散布時間の測定などが行われました。

①バラ(そのまま)

②フレコンバック詰

③圧縮ブロック

今後は、実証事務局である当社において、3パターンの梱包・運搬・敷料散布に係るコストや労働効率等に係る調査・分析を行い、もみ殻の広域流通に向けた梱包技術・運搬体制の検討を進めてまいります。