STORY

地域デザイン事業

豊富な観光資源を看板商品にブラッシュアップ!

地方創生関連事業 令和4年度取り組み事例のご紹介

「日本一のりんご産地で豊かな農家暮らしを体験する旅」商品化事業[平川市観光協会]

平川市は、国指定名勝・盛美園をはじめとする農家庭園群や猿賀神社、世界一の扇ねぷたなどの観光資源に加え、日本一の品質を誇るりんごや「津軽の桃」「平川サガリ」などの食資源にも恵まれています。しかし、こうした豊かな地域資源を観光として楽しめる仕組みが整っていないこともあり、その魅力を十分に引き出せていないという大きな課題がありました。

そこで、平川市と平川市観光協会では、観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」による商品造成に取り組み、当社は観光コンテンツ開発、モニターツアー企画・運営などに関する業務を受託しました。本事業では、この地域に根付く独特の文化(農家庭園、蔵など)や食文化を体感できる「豊かな農家暮らし」をコンセプトに関係者と議論を重ね、平川市ならではの6つの観光コンテンツを造成してモニターツアーを実施しました。

ツアー後のアンケートでは、「りんご収穫と庭師体験が楽しかった」「全ての食事がおいしく、食の豊かさを満喫できた」「おもてなしが素晴らしい。また平川に来たい」などたくさんのお客様から高い評価をいただき、満足度の高いコンテンツに仕上げることができました。今回の企画は、すでに実際のツアー商品として販売されています。“平川市ならでは”が満喫できる観光看板ツアーとして自信を持っておススメいたします!

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今回ご紹介した以外にも、あおもり創生パートナーズでは青森県や県内市町村などと一緒に、食・観光などの地域資源を活用した産業振興やまちづくり、社会・経済関連調査など、地方創生に資する様々な事業に取り組んでいます。解決したい地域課題や事業を進める上でのお困り事がありましたら、是非、当社地域デザイン部までお気軽にご相談ください。