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地域デザイン事業

データ利活用で本県重要課題の解決策を探る!

地方創生関連事業 令和4年度取り組み事例のご紹介

データサイエンス人財育成事業[青森県]

社会経済が複雑化・多様化する中で、データ分析から課題の解決策を模索する「データサイエンス」をマーケティングや政策立案などに活用する場面が増えています。こうしたトレンドを背景に、青森県では、本県の重要課題をテーマにデータ分析から課題解決策を考察できる人財育成を目的とした「データサイエンス人財育成事業」を実施しています。

令和4年度、当社は同事業における「データ利活用人財育成のための共同研究会」(全5回)の事務局業務を受託しました。研究会では、県、金融機関、農業系団体、農業法人などに所属する30~40代の10名をメンバーとして、本県農業の中核を担う米とりんご産業の更なる外貨獲得の方向性に関する調査研究を行いました。

アドバイザーとして招聘した青森大学社会学部・石井重成准教授からの助言のもと、仮説設定や検証データの収集・分析、専門家へのヒアリング等を行いながら議論を深め、最終回では研究結果報告と慰労会を開催しました。参加者からは、「データ活用の重要性を改めて認識できた」「学んだデータ活用方法を業務に活かしたい」「新たな人脈ができた」などの声も寄せられ、大変有意義な研究会となったようです。気になる研究内容は、「青森県社会経済白書(令和4年度版)」(青森県企画政策部)に掲載されています。ご興味のある方は是非ご一読ください!

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今回ご紹介した以外にも、あおもり創生パートナーズ株式会社では青森県や県内市町村などと一緒に、食・観光などの地域資源を活用した産業振興やまちづくり、社会・経済関連調査など、地方創生に資する様々な事業に取り組んでいます。解決したい地域課題や事業を進める上でのお困り事がありましたら、是非、当社地域デザイン部までお気軽にご相談ください。